滋養強壮のスッポン鍋
滋養強壮、精力増強の食材として知られているスッポン。
新鮮なスッポンをさばいてから、そのままお鍋にして食べるという機会に恵まれました。
特に今年の冬は「寒中の寒」といって、特に寒い冬になるということで、陰を補うのにはもってこいの年だそうです。
男性だけでなく、女性においても陰虚の人、更年期障害の人、アンチエイジングをしたい人には是非食べてもらいたいですが、なかなか身近になく食べれませんね。
かといって、よくみかけるサプリメントは濃度が低いらしく飛び抜けた効果はあまり期待できないとのこと。それならば、一度自分でさばいたスッポンをコトコト煮出したスープを毎日少量飲む方がよほど良いとおっしゃっていました。
スッポンは効用が強いだけに、精力が旺盛な人が食べて鼻血をだしていたことがあるなんていうエピソードも。
今日は、薬膳料理らしく、体を温める「杜仲」と、高級生薬の「冬虫夏草」、気を補う「朝鮮人参」も一緒に煮出してすっぽん鍋へ。
味付けは、生姜、酒、醤油というシンプルなものでした。
味はたしかに魚介類のお出しを飲んでいるような上品な味で、肉の部分はブリの骨のまわりについている少しタンパクな部分に似た感じの味。
先入観が先立ってしまいなかなか素直に味わうことできませんでしたが、周りでは「美味しい、美味しい」と食べてる人多数。
でも、肌が潤っている感じと、夜になっても1日動きっぱなしだった疲れを感じていないことから、スッポンパワーはちゃんと実感することはできました。