お血ケアに 紅花の薬膳酒
女性は特にお血の症状がある方がたくさんいらっしゃいます。お血は気の滞りや、飲食物の不摂生などからもできますが、手術後の血の巡りが悪くなることでできたり、女性の場合は生理不順からできたりもします。
一度先生に診てもらいお血がある方は是非、自分でできる毎日のケアとして、紅花酒を取り入れてみるのをオススメします!毎日、夜寝る前に5~10mlくらいの少量を飲みます。飲みやすいように、お水やお湯で割ったり、レモンを浮かべるととても美味しくなります。
「百薬の長」といわれるお酒ですが、お血の場合は、お酒の力で血行を良くしながら作用するため、より効果が倍増します。
*そのため妊娠中は流す力が強く、流産予防から飲用を控えます。
紅花の香りは独特で、苦手という方も多いかもしれませんが、お酒にすると匂いもそんなに気になりません。
作り方も簡単で、ホワイトリカー(35度のもの)と、紅花と氷砂糖のみ。他の薬膳酒では、出来上がるのに1~2ヶ月程要するものもありますが、これは1~2週間程で飲むことができます!
材料
・ホワイトリカー 1ℓ
・紅花 30g
・氷砂糖 50g
作り方
①密閉瓶に紅花と氷砂糖を入れる
②ホワイトリカーを静かにそそぐ
③一週間以上冷暗所で熟成させた後、濾過して細口瓶に移す
☆主なお血の症状☆
・生理不順
・生理痛(血魂が混ざる)
・打ち身や青あざが残りやすい
・にきびや吹き出物、湿疹
・足の静脈瘤
・足の毛細血管が浮きやすい(細絡)
・顔がのぼせる
・唇が紫
・目の下のクマ
・肩こり
・頭痛
・めまい
・手足が冷える
・こむら返り
・不妊症
・偏頭痛
はちみつは体にいいの?
はちみつは体にいいというが、やはりカロリーが高く、食べると太ります。中医学でも、食べ過ぎや甘いものは「痰湿」をまねくので、ダイエット中や、気滞、痰湿タイプの人は控える必要があります。
[中医学的な効用]
・補中(胃腸を丈夫にする)
・潤燥(保湿性し、乾燥症状を改善する)
・止痛(胃腸の痛みを緩和する)
・解毒(毒を解消する)
→ 胃が弱くて、潤いがない乾燥している人におすすめ(現代ではすくないタイプ)
・痰湿食積の人には、消化、通便をうながす。(胃腸の機能が弱っているときに)
【現代医学的効用】
・抗菌作用(高濃度のはちみつ)
・抗ガン作用
・通便作用(オリゴ糖による)
・下痢気味の人や小児には使わない(特に乳児)
・加熱するとビタミンが失われ、酵素も半分になる。60度くらいまでにしておく。
はちみつには半量くらい果糖が含まれています。この果糖は血糖値は上げませんが、中性脂肪になりやすいという性質があります。
蜂蜜100g中の糖分の目安 スクロース
(ショ糖)グルコース
(ブドウ糖)フルクトース
(果糖)マルトース
(麦芽糖)ガラクトース 1% 42% 51% 2% 4%
栄養価に関してはビタミン・ミネラルが豊富ですが、安いものは加熱していたり、水飴状になっていたりして、栄養価が失われているものが多いので、はちみつの効果を得たいのならそれなりの値段のものをしっかりと見極めて購入する必要がありそうです。以下は他のページからの「はちみつの選び方」の引用です。
1】本物の純粋はちみつは透明度が低く、濁っています。
花粉などが含まれていて、ぼんやりした感じがしますので、前方を透かして見る事ができません。【2】瓶を逆さにすると、本物には色々な酵素が含まれているので、キメ細かな泡が立つ傾向があります。なにもしなくても、瓶の中でハチミツが発酵を続け「泡」を吹く状態が続きます。
【3】本物のはちみつは、温度を下げると結晶化して固くなる傾向があります。これは、決して砂糖が混ざっているのではなく、はちみつ本来の性質です。
店頭で選ぶ場合は、固まっているハチミツを選ぶと失敗がありません。【4】純粋はちみつの場合、業者が「全国はちみつ公正取引協議会」の会員であるなら、公正取引マークがついています。ただし、この協議会の検査の方法はゆるく、会費を払えば誰でも入れてしまうと言われています。マークがついているからと、安心しない方が良いでしょう。
【5】紅茶の中に入れて、黒っぽく変色したら本物だと言われています。これは紅茶に含まれているタンニンにハチミツの鉄分が反応して起こる現象です。鉄分などのミネラルがたくさん含まれているという証拠になります。
ただし、輸送中にブリキ缶などに入れられていたハチミツの場合、ブリキ缶の鉄分がハチミツに溶け込んでしまうこともあるので、決定的な識別方法にはなりません。なかなか真贋を見抜くのは難しいですが、極端に安いハチミツには注意した方が良いです。
ハチミツの品質は、ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)という物質の量で表すことができます。これは糖の熱分解により生成される有機化合物です。
この物質はハチミツの作り方が適切でなかったり保管状態が悪いと多くなります。固まったハチミツを加熱して溶したりすると、このHMFが増えるのです。
ただし、気候の暑い国で作られたハチミツは、自然とHMF含有量が増えてしまいます。
そこで国際規格で、加工、または混合したはちみつのHMF含量は、40mg/kg以下。熱帯周辺の国々、または地域を原産国としているはちみつ、もしくはこれらの混合物の場合は、HMF含量は80mg/kg以下でなければならないという取り決めがされています。成分表を調べてみて、HMFの項目があったら、含量が少ないモノを選ぶのが賢い選択です。
また、はちみつ特有の効果をえたいのなら、喉の痛みや口内炎、虫歯やピロリ菌にも高い効果のある「マヌカハニー」を選ぶのはどうでしょう。値段高いですが、体の不調を感じたり、喉が痛いとだけ摂取するのもいいですね。
味はとても濃厚で、独特の香りがします。わたしは「MGO100+」のものを食べましたが美味しいと思います!朝の青汁に混ぜてもとても美味しくいただけました。
マヌカハニーの選び方
健康改善目的にマヌカハニーを購入する場合はUMF基準ではUMF10以上、MGO基準ではMGO100+以上のマークが付いたものを購入することをおすすめします。
なぜなら各研究報告によるとUMF10+(MGO100+と同等)のマヌカハニーは感染症の治癒促進や免疫力の向上、そしてピロリ菌や各種胃腸に問題を起こす細菌などに効果的であることが判明しているからです。
まとめ
はちみつはもちろん摂り過ぎは厳禁、あくまで嗜好品としてとらえた方が食べ過ぎる心配がなくなります。
はちみつ独自の効果を得たいなら、健康な人でも一日大さじ1杯~2杯ほどに留めておきましょう。中医学で「痰湿・気滞」タイプの人はは、改善するまでは控えるように心がけるのが無難です。
その他参照HP
冬瓜の煮物 帆立あんかけ
冬瓜はとろとろになるまで煮るのも好きですが、今回は少し固めに茹でました。冬瓜自体の味付けは薄味なので、しっかりと帆立の味のついたあんに絡めて食べます。
上手く冬瓜にあんが絡まるように、とろみは強めにしましょう。
じめじめしてる時期、むくみがあるとき、身体がだるいとき、頭がぼーっとするときなど、冬瓜は多くの人に合う食材です。
冬瓜の利尿作用、むくみ解消作用を是非生活の中に美味しく取り入れましょう。
材料
冬瓜
卵 1個
帆立缶 1個
だし汁 600ml
醤油 小さじ1
みりん 小さじ1
片栗粉 大さじ1 (水大さじ2)
作り方
冬瓜は下処理を。皮を剥いて、皮がついていた方に 塩10:1重曹 の割合でまぶしたら、沸騰した鍋で10分程下茹でする。一度水にあげて、重曹の匂いをとるようにさっと洗っておく。
①だし汁600mlに醤油小さじ1、みりん小さじ1、塩(適量)を加え沸騰させ、下処理した冬瓜を入れてやわからくなるまで煮る。
②冬瓜を一旦取り出して、だし汁に帆立缶1個を汁ごと入れる。
(ここで、味の最終確認を足りなければお塩やお醤油を足しましょう)
③火を強めて、沸騰する直前に水溶き片栗粉(大さじ1くらい)を入れて、一度沸騰させる。(その間お玉などで、軽くかき回す。)丁度良いとろみがつくように量を調節しましょう。
③最後に穴の空いたお玉などから、卵を入れて火を強めて固める。
冬瓜をお皿に盛り、その上からあんをかけたら完成。
あんかけが余ったら、おかゆの上にかけても美味しい♪
【参考】
甘くない! 紫蘇レモンウォーター
普通、赤紫蘇といえばジュースですが、紫蘇のもっている素晴らしい効果の恩恵を得るためにはできるだけ甘いものは控えたいもの。(甘いものは痰湿になるので)
甘さを想像していると何か物足りない感じがしますが、レモン水に紫蘇の風味がついているような味でとても美味しくて飲みやすく、甘くないので沢山飲むことができます。
紫蘇の持っている効果
・食あたりのときなどの解毒作用
・風邪(風寒)のときの発汗作用
・飲みすぎの胃腸のはたらきが悪くなっている人
・アトピーやニキビに
控えた方が良い人
・肝陽上亢の方(気を登らせるので)
・陰虚のある方(発汗させ、体を温めるため)
お水として飲むなら、この紫蘇1袋に水2ℓが丁度良いと思います。
ジュースとして作る場合は、水を1ℓにして、シソを取り出した後に砂糖400gを入れて火にかけて溶かした後にレモンを加えます。濃い目に作っておいた方が、炭酸で割ったり、お水で割ったりしたときに丁度良くなります。
材料
赤紫蘇 1袋(大体300g)
レモン 3個
水 2リットル
作り方
①紫蘇は葉っぱだけちぎったらよくお水で洗っておく。
②鍋にお水2リトルを入れ沸騰させたら、洗った紫蘇を入れて10程茹でる。
③ザルで紫蘇を濾して、絞ったレモン汁を加える。鮮やかな赤色になります。
④冷蔵庫で冷やして完成!
【参考に美味しそうなレシピをのせておきます】
赤紫蘇酢もいいですね☆
その後のゆかりに。
冬瓜の余った皮で絶品きんぴら
ココナッツオイル比較やオススメ
多数のココナッツオイルを比較して紹介しているブログがあったので、
参考に。
healthyliving.cocolog-nifty.com
こちらはAmazonに売っている商品などを食べ比べて具体的に比較しています。
とてもわかりやすいです。